その昔、「芸能人は歯が命」というキャッチフレーズで東幹久さんと高岡早紀さんが歯磨き粉「アパガード」のCMに出演していました。今ではそのCMどころかアパガード自体を見かけませんが、シュミテクトのCMで芸能人他の方が「歯の白さ」を押し出したCMを見かけます。
TVに出演する人にとっては「歯が命」というのは変わりないと言うことですね。
では、スポーツ選手は何が命かと言うと、ズバリ「スポーツ選手は目が命」だと考えます。
もちろん、パワーやスピード、技術だって必要ですが、それが活かせるかどうかは「目」に関わってきます。特に野球、サッカー、テニス、バレー、バスケに卓球など動くボールを扱う球技スポーツでは生命線です。
それもそのはず、人は目から情報を得て、その情報を脳で分析、判断して、神経を通じて手足を動かす命令を出します。もちろん、目が良ければ、それだけでいいと言うものではありませんが、目が良ければ有利であることは間違いありません。
人間の視力は静止視力(止まっている時の視力)と動体視力(動いている物体を見る時の視力)があり、個人差はあるものの、時速30km/hで近づいてくる物体を見るとき、1.0の視力の人は0.6~0.7程度、時速100km/h以上になると、視力は半分以下に低下するそうです。
ですから、野球やテニスなどの速いボールに対応しなければならないスポーツでは、より重要になってきます。
また、以前書きましたが「深視力」も同じく大事な要素にあります。なお、一流選手は10m先を時速300km/hで横切る速さも見えるそうです。
ちなみに、眼科の専門医によりますと、これらを高める簡単なトレーニング方法として、「両手の親指を立てて腕を前方に突き出し、顔を動かさずに親指のつめを左右交互に見る」といいそうです。これを一日5~10分、それを何カ月か行うと効果が出るそうです。
さて「命」と言えば、お笑いコンビTIMのゴルゴ松本さん。
実はゴルゴ松本さんは約3年前から各地の少年院で講演活動をされているそうです。
時には往復300キロの道のりを自身で運転して講演に向かうというのです。
「命」「炎」などの一文字漢字ネタでブレイクしたTIMのゴルゴ松本さんは、その”漢字”を使って何かを伝えたいと考えて講演したときの話があります。
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辛いことがあった時、人はグチをこぼす。マイナスな言葉、弱音を吐く。
「吐」という字は、口へんにプラスマイナス。
嫌なことは吐き出していい。
でも、そこから成功する人、夢を実現する人は少しずつ変化していく。
弱音は吐かない。ボジティブなことだけを言うようにする。
マイナスな事を取っていくと夢は「叶」う。
自分の思っていた到達点に少し足りないと思ったら、軌道修正しながら、最終的な目標は変えない。
紆余曲折しながら、遠回りしながら、ここまで行けばいい。
これは危険だと思ったら回避する。危険だと思ったら、逃げていい。
「逃」は、しんにょうに兆し。
そして、また時間をおいて、しんにょうを手ヘンに変えて「挑」挑戦するんだ。
「幸」と「辛」
幸せでも、何かが欠けたら辛くなる。辛くても、何かが加われば幸いになる。
「苦」「困」「災」に「難」を加えると「苦難」「困難」「災難」
こういうことが起こると不幸だと考えてしまう。
「難」が無い人生を「無難」という。
無難な人生なんてありえない。
だから、「難」が有る人生。「有」「難」と書いて「有難」し。
「命」は、人を一叩き(ひとたたき)と書く。
殴ったり蹴ったり、人を痛めつけることで命を感じる。これは大間違い。
寝てる時、無意識の時、今も叩き続けている心臓。
心臓の一叩きの連続が命。
その命を命懸けで産んだのはお母さん。女性です。
命の始まりは女なんです。
「女」が土「台」となって「始」まりとなる。
俺ら男は、女の人を粗末にしちゃ絶対ダメなんだ。
君らを産んだお母さんは命懸けで君らを産んだんだ。それは間違いない。
命懸けで産んだものが命なんだ。人間はそれを何度も繰り返してきた。
ここからは、皆が命を繋げていく。
ここから出たら、命を広げて行ってください。
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今さら私が言うまでもありません。「命」はこの地球上のすべての人に一つずつしかありません。
おもちゃのブロックのように、壊しても、また組み立てれば元に戻るというものではありません。
ましてや、弄ぶなんてことは、人としてやってはいけないことです。
その「命」を一時の感情などで、他人が奪うことは絶対に許されない。
「命」は神様が与えてくれたもの。