野球小僧 season16

丸坊主にして自由な時間をなくしてまで,青春をそこに注ぐことに意味がある。

東急ジルベスターコンサート2019-2020 「惑星」より「木星」 / グスターヴ・ホルスト

今年もこのブログにたくさんの方に訪問いただき、また、多くのコメントやリアクションをいただき、感謝申し上げます。

2020年1月1日で丸10年目を迎え、その間、1日も休まずに来られたことは、決して「ひとり」では続けられません。皆さんの応援があってのことでもあります。この場をお借りして、お礼申し上げます。

さて、今回で25回目を迎える大晦日カウントダウン・コンサート「東急ジルベスターコンサート」。第2部はテレビ東京系列およびBSテレ東でも生中継され、TBS系の「カウントダウンTV」とともに(?)、年越しの名物番組です。

今年のカウントダウン曲は、グスターヴ・ホルストさん作曲の組曲「惑星」より「木星」です。

指揮はモンテカルロフィルハーモニー管弦楽団芸術監督兼音楽監督バーミンガム交響楽団首席客演指揮者を務めるなど、益々ワールドワイドな活動を続ける山田和樹さん。また、今年のチャイコフスキー国際コンクールで第2位に入賞した注目の若手ピアニスト藤田真央さん、同じく今年のブザンソン国際指揮者コンクールで優勝を果たした沖澤のどかさんらが出演します。

年が明けた2020年は楽聖ベートーヴェン生誕250年のアニヴァーサリー・イヤーということもあり、交響曲第9番第4楽章「歓喜の歌」で締めくくります。

【第2部】
チャイコフスキー:「くるみ割り人形」より「トレパーク」
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲 第1番 第1楽章 
オッフェンバック:「天国と地獄」序曲 
ホルスト:『惑星』より「木星
武満徹編曲:さくら ―混声合唱のための「うた」より―
さくら(独唱)[作詞:森山直太朗/御徒町凧、作曲:森山直太朗、編曲:山下康介]
モーツァルト:『フィガロの結婚』序曲
ベートーヴェン交響曲 第9番 第4楽章「歓喜の歌」
ヨハン・シュトラウスⅡ:美しく青きドナウ 

さて、「惑星」で有名なホルストさんは、1874年9月21日に英国グロースターシャー州のチェルトナムスウェーデン移民の子として生まれます。父は音楽教師、母はピアニストだったこともあり、音楽は生まれたときから身近なものでした。

この「惑星」の作曲時期は1914年から1916年。当初は「惑星」ではなく「7つの管弦楽曲」として作曲が始まりました。 1914年に「火星」(8月以前)、「金星」(秋)、「木星」(年末)が作曲され、 1915年には「土星」(夏)、「天王星」(8月頃)、「海王星」(秋)が、そして1916年初頭に「水星」が作曲されました。「海王星」以外の6曲はピアノ・デュオのために、「海王星」はオルガンのために作曲されています。

■火星、戦争をもたらす者
 原題:Mars, the Bringer of War

■金星、平和をもたらす者
 原題:Venus, the Bringer of Peace

■水星、翼のある使者
 原題:Mercury, the Winged Messenger

木星、快楽をもたらす者
 原題:Jupiter, the Bringer of Jollity

土星、老いをもたらす者
 原題:Saturn, the Bringer of Old Age

天王星、魔術師
 原題:Uranus, the Magician

海王星神秘主義
 原題:Neptune, the Mystic

作曲当時太陽系の惑星として知られていた8つの天体のうち、地球を除いた7つの天体(すなわち水星、金星、火星、木星土星天王星海王星)に、曲を1曲ずつ割り当てた、全7曲で構成される組曲です。地球が含まれないのは、天文学ではなく占星術から着想を得ているためです。

平原綾香 with Bank Band LIVEの「Jupiter(木星)」です。

永遠の時間が流れるような「木星」を聴きながら、良い年をお迎えください。