野球小僧 season16

丸坊主にして自由な時間をなくしてまで,青春をそこに注ぐことに意味がある。

報・連・相(ほうれんそう)

松下奈緒JAバンクのCMでもやっています。

「報・連・相(ほうれんそう)」



YouTube: 【松下奈緒】JAバンク 「新生活 わからないこと/ほうれんそう」篇 2014 02 CM


先日のインターネット上のコラムに「報・連・相(ほうれんそう)は決断力のない上司が部下に求める無駄な作業」だとありました。

「報・連・相(ほうれんそう)」とは「報告」、「連絡」、「相談」の頭文字を繋げた言葉です。
これは1986年の山種証券の当時会長の「ほうれんそうが会社を強くする」という本から世の中に広まったものだそうです。
1986年(昭和61年)。このときの日本はバブル景気(1986年(昭和61年)12月から1991年(平成3年)2月までの51か月間に日本で起こった資産価格の上昇と好景気、およびそれに付随して起こった社会現象)を迎えていました。
その後、バブル景気が崩壊し、会社の業績が急降下。すると今までイケイケドンドンだった世の中も、生き残りを模索していくようになります。

ちょうど、その時勢に、不況を乗り切るために、社内の透明化を図り、社員の結束を強め、体質強化のためと言って「報・連・相」に多くの企業が飛びついたそうです。

この「報・連・相」はIT化とともに進化して、インターネットの普及によりメールなどの情報共有化ツール、携帯電話さらにはスマホなどによって、より簡単に出来るようになってきました。今となっては、何も言わなくても、自然に「報・連・相」が身に付いている人が多いと思います。

さて、この「報・連・相」を禁止している会社が岐阜県にあります。
例えば出張先から携帯やスマホで上司に連絡を入れたりするのは基本と思われることですでも、この会社は「小学生ではあるまいに、なぜ、いちいち連絡をしてくるのか。通話料も無駄だし、かけてくる社員の時間はもちろん、受ける事務員の時間も無駄」と言い切っています。

また、会社の中で業務の状況をまとめる日報、週報というのがありますが、この会社は「『どこどこを訪問してカタログを置いてきた』といった報告を書かれてもなんの参考にもならない」と日報を廃止しているそうです。

確かにそうなのですよね。
会社の中にも外にもあふれかえっている情報。上司は上司で持っている情報に加えて、部下からの情報がプラスされてくる。その「報・連・相」を指示しているだけで一日が終わってしまいます。

部下は部下で「報・連・相」の資料作りが仕事になってくる。

これが堂々巡りとなって、本当に大事な事への判断が出来なくなる、、または遅れてしまう。出てくる言葉は「もう少し検討してから」というようなこと。これでは先に進みません。

世の中に「報・連・相」を提唱した証券会社はバブル崩壊後、経営危機に陥ってしまいます。そしてその会長は責任をとって会長を辞任、翌年には取締役も退きました。

「報・連・相」を考え直す時代だと思います。