野球小僧 season16

丸坊主にして自由な時間をなくしてまで,青春をそこに注ぐことに意味がある。

NPB AWARDS 2017 supported by リポビタンD カムバック賞

15年連続50試合登板継続後、2015年は登板がありませんでしたが、4年ぶりに今年再び50試合に登板し、貴重な中継ぎ投手として復活した、中日ドラゴンズ岩瀬仁紀選手がカムバック賞コミッショナー特別賞の受賞を表彰されました。

左ヒジの故障により、ここ数年ほとんど登板できませんでしたが、今年は6月に12年ぶりの月間MVPを受賞するなど、中継ぎで活躍。50試合3勝6敗2S、防御率4.79の成績でした。8月には通算950試合登板の日本記録を樹立し、通算954登板まで記録を伸ばした。

このカムバック賞は、日本野球機構(NPB)のタイトルの一つで、セ・リーグ、パ・リーグ各リーグで表彰されます。元は米国スポーティング・ニュース社が1965年より選出しているスポーティング・ニュース・カムバック賞に倣って、1974年に制定されました(MLB機構の表彰タイトルとしてのカムバック賞は2005年からの制定)。

MLBでは、ケガや病気での長期離脱、または極度の不振から復活した選手が毎年選出されています。NPBでも当初は同様の選考基準だったのですが、やがてケガや病気気をした選手から選出するようになったため、毎年選出されるということはありません。また、偶然だと思うのですが、セ・リーグの選手の方が多く選出され、パ・リーグの選手は少なく、ここ16年間は誰も選出されていません。

それでも、歴代受賞選手を見てみますと、大ケガから復帰した懐かしい選手を思い出します。


1974年 セ;石岡康三ヤクルトスワローズ)  / パ;該当者なし
1975年 セ;安仁屋宗八阪神タイガース)   / パ;該当者なし
1976年 セ;船田和英ヤクルトスワローズ)  / パ;該当者なし
1977年 セ;浅野啓司読売ジャイアンツ)   / パ;該当者なし
1978年 セ;野村収横浜大洋ホエールズ)   / パ;該当者なし
1979年 セ;三村敏之広島東洋カープ)    / パ;該当者なし
1980年 セ;谷沢健一中日ドラゴンズ)    / パ;門田博光南海ホークス
1981年 セ;藤田平阪神タイガース)     / パ;該当者なし
1982年 セ;該当者なし            / パ;該当者なし
1983年 セ;該当者なし            / パ;該当者なし
1984年 セ;鈴木孝政中日ドラゴンズ)    / パ;該当者なし
1985年 セ;該当者なし            / パ;村田兆治ロッテオリオンズ
1986年 セ;津田恒実広島東洋カープ)    / パ;該当者なし
1987年 セ;杉浦享ヤクルトスワローズ)   / パ;該当者なし
     セ;新浦壽夫横浜大洋ホエールズ
1988年 セ;有田修三読売ジャイアンツ)   / パ;該当者なし
1989年 セ;西本聖中日ドラゴンズ)     / パ;該当者なし
     セ;中尾孝義読売ジャイアンツ
1990年 セ;吉村禎章読売ジャイアンツ)   / パ;該当者なし
     セ;遠藤一彦横浜大洋ホエールズ
1991年 セ;該当者なし            / パ;小野和義(近鉄バファローズ)
                            白井一幸日本ハムファイターズ
1992年 セ;伊東昭光ヤクルトスワローズ)  / パ;該当者なし
1993年 セ;川崎憲次郎ヤクルトスワローズ) / パ;該当者なし
1994年 セ;彦野利勝中日ドラゴンズ)    / パ;該当者なし
1995年 セ;該当者なし            / パ;該当者なし
1996年 セ;加藤伸一広島東洋カープ)    / パ;該当者なし
1997年 セ;伊藤智仁ヤクルトスワローズ)  / パ;該当者なし
1998年 セ;斎藤隆横浜ベイスターズ)    / パ;西村龍次福岡ダイエーホークス)
1999年 セ;遠山奬志(阪神タイガース)    / パ;該当者なし
2000年 セ;種田仁中日ドラゴンズ)     / パ;該当者なし
2001年 セ;成本年秀阪神タイガース)    / パ;盛田幸妃大阪近鉄バファローズ
2002年 セ;前田智徳広島東洋カープ)    / パ;該当者なし
2003年 セ;平井正史中日ドラゴンズ)    / パ;該当者なし
     セ;鈴木健ヤクルトスワローズ)   
2004年 セ;小久保裕紀読売ジャイアンツ)  / パ;該当者なし
2005年 セ;該当者なし            / パ;該当者なし
2006年 セ;該当者なし            / パ;該当者なし
2007年 セ;該当者なし            / パ;該当者なし
2008年 セ;平野恵一阪神タイガース)    / パ;該当者なし
2009年 セ;該当者なし            / パ;該当者なし
2010年 セ;該当者なし            / パ;該当者なし
2011年 セ;該当者なし            / パ;該当者なし
2012年 セ;大竹寛広島東洋カープ)     / パ;該当者なし
2013年 セ;該当者なし            / パ;該当者なし
2014年 セ;該当者なし            / パ;該当者なし
2015年 セ;館山昌平東京ヤクルトスワローズ)/ パ;該当者なし
2016年 セ;該当者なし            / パ;該当者なし
2017年 セ;岩瀬仁紀中日ドラゴンズ)    / パ;該当者なし

岩瀬選手は「2年間まともに投げられず、今年こそはという思いで頑張ってきた。成績に満足はしていないが、一軍で投げられる喜びを思い出した。来年以降は前人未到の1000試合登板というものがある。それに向けて頑張りたい。ドラゴンズには強い時代があったので、また強い世代になるように何とか引っ張っていきたい」とコメントしています。

いつの間にか球界最年長となり、来季が20年目。選手晩年になってからの毎年新しいものにトライする向上心・探究心はすごいと思います。現在の954試合からの「46」の上積みだけで満足するのではなく、1100でも1200でも目指して欲しいと思います。