野球小僧 season16

丸坊主にして自由な時間をなくしてまで,青春をそこに注ぐことに意味がある。

第90回 選抜高校野球大会出場校 21世紀枠

2001年のセンバツから導入された選考枠です。当初は2枠でしたが、2008年の第80回記念大会で3枠になり、2009年からはそれまであった「希望枠」(補欠校の中で一番守備に関する指数が高かった1校)を廃してそのまま21世紀枠へとして3校になっています。以後は2013年の第90回記念大会で4枠になった以外は3枠が通常です。

選出されるためには、各都府県の高野連からの推薦を受ける必要があり、現在は基準として秋の都府県大会でベスト16以上(出場校の多い地域はベスト32以上)です。そのうえで、北海道を加えた各地区から1校ずつ候補校を選ぶ流れになっています。

その各都府県からの推薦校が揃いました。

東北地区
青森県  八戸高専   県4位
     文武両道を実践。創部後春夏秋を通じて初の県大会準決勝進出を果たし強豪私学に善戦した。地元で奉仕活動を続けている。
岩手県  久慈高    県4強
     昨年の台風10号で練習場が浸水するなど被災するも部員は復旧に尽力し、秋の県大会で4強入りするなど公式戦で活躍。
秋田県  由利工高   地区8強
     創部以来初の東北大会出場で8強進出したチーム力の高さ。部員が率先してあいさつを行うなど地域に愛される学校を目指している。
山形県  九里学園高  県16強
     豪雪地域の新鋭校で指導者と部員が一体となって練習ではタブレット端末を活用するなど工夫し近年好成績を上げている。
宮城県  角田高    県4位
     エース太田投手の力投など18人の少数部員で今秋県大会同校の最高成績となるベスト4入りを果たした。地域貢献に励んでいる。
福島県  磐城高    県8強
     進学校で短い練習時間を分刻みの計画を立て工夫し、夏の県大会で2年連続8強に進出するなど活躍。

関東・東京地区
茨城県  日立一高   県4強
     文武両道を実践し今秋県大会4強、2015年夏県大会は準優勝するなど活躍。ボランティア活動参加など社会貢献意識が高い。
栃木県  青藍泰斗高  県4強
     夏の県大会ではここ数年にわたり安定して8強以上の好成績を残しながら強豪校に惜敗。あと一歩のところで甲子園に出場できない。
群馬県  藤岡中央高  県4強
     少人数の部員が工夫した練習を行い、今秋県大会で強豪の前橋育英高に勝って4強入りするなど好成績。文武両道を実践。
埼玉県  市川越高   地区初戦
     今秋関東大会に公立校として唯一出場。県大会では花咲徳栄高と接戦を演じるなど好成績。あと一歩で甲子園に届いていない。
千葉県  柏南高    県16強
     指導者、部員が一体となり普段から考える習慣を身に着けるなど練習を工夫して成果を上げ、県大会で上位の成績を収めている。
神奈川県 鎌倉学園高  県4位
     制約の多い練習環境ながら今秋県大会では夏の甲子園出場の横浜高に大勝するなどして準決勝まで勝ち進み健闘。
山梨県  都留興譲館高 県8強
     今秋県大会ではシード校に勝って公式戦初の8強入り。朝のあいさつ運動や清掃活動で応援されるにふさわしい野球部を目指す。
東京都  佼成学園高  都準優勝
     今秋都大会で50年ぶりに決勝まで勝ち進み日大三高と接戦を演じた。甲子園出場は1974年夏が最後だが予選では好成績。

北信越地区
新潟県  長岡大手高  県8強
     文武両道を実践し、短時間の効率的な練習で県大会上位常連。野球部員の積極的な応援が全校生徒に良い影響を与えている。
長野県  松本深志   県8強
     県内有数の進学校として文武両道を実践。今秋秋の県大会ベスト8、夏の県大会も今年、昨年ベスト8と好成績を残している。
富山県  富山国際大付 地区4強
     今秋県大会で準優勝し北信越大会ベスト4、今夏県大会でもベスト4で惜敗するなど近年の大会で好成績を上げている。
石川県  飯田高    県8強
     全員野球で今秋県大会では強豪私学にひけを取らない戦いぶりを見せた。実戦を想定しての工夫した練習や清掃活動への取り組み。
福井県  金津高    地区初戦
     今秋県大会で激闘を勝ち抜き初優勝。地元の祭り「金津祭」後の清掃、少年野球チームとの交流など地域活動に積極的に参加している。

東海地区
静岡県  静岡市立高  県4位
     質実剛健の気風を継承し、あいさつや練習方法などチームを改革するリノベーションに取り組む。秋県大会で準決勝まで勝ち上がり。
愛知県  愛産大三河高 地初戦
     近年の試合成績が良く今秋県大会でも準優勝、東海大会に出場し善戦。清掃活動を行い地域社会に貢献。
岐阜県  大垣西高   地8強
     タイプの異なる3投手の継投を確率し11年ぶりの秋季東海大会に出場。ボランティア、清掃活動などで地域に貢献。
三重県  桑名高    県16強
     進学校として学業と部活を両立させ厳しい練習環境の中、秋県大会では16強でいなべ総合に惜敗。

近畿地区
滋賀県  膳所高    県8強
     県内随一の進学校で限られた時間の中で学業と部活を両立。今秋県大会では3勝をあげ8強入りし強豪の近江に惜敗。
京都県  乙訓高    地4強
     予選上位進出常連の実力校で今秋は府大会で優勝。文武両道を掲げ校風など他校や地元の生徒の模範となり地域の評判。
大阪県  池田高    府8強
     グラウンド確保が難しいなかで、堅守と少ない好機を生かし得点する攻撃で今秋府大会8強。
兵庫県  尼崎小田高  県8強
     他の部とグラウンドを共有するなど制限のある厳しい環境の中、練習を工夫しで今秋県大会8強入りするなど近年は強豪校と善戦。
奈良県  法隆寺国際高 地8強
     今秋の県大会で3位、近畿大会も1勝を上げ8強と県立校として活躍。工夫した練習や地域での活動。
和歌山県 星林高    県8強
     今秋県大会では17人の少数部員で健闘し、県2次予選で8強。地域貢献活動に取り組む。

中国地区
岡山県  岡山芳泉高  県16強
     県内有数の進学校。今秋県大会は堅守で県大会1勝。学校周辺の清掃やイベント開催など熱心な地域貢献活動。

広島県  大竹高    県16強
     部員数の減少のため大会に出られなかった時期を乗り越え、着実に力をつけた。

鳥取県  米子工高   県8強
     創意工夫した練習で「手作りの部活動」を実践し力をつけ、今秋県大会では8強で延長15回引き分け再試合をするなど粘り強い。

島根県  大田高    県4位
     学校をあげ文武両道を実践し、秋季県大会で2年連続4強の成績。野球部員が地域貢献活動に取り組む。

山口県  下関西高   地区初
     4年制大学への進学希望者が多く、限られた時間で「いかに練習の質を上げるか」を考え実行し今秋県大会3位、中国大会出場。


四国地区
香川県  坂出工高   県16強
     日々資格取得や実習に取り組み部活動と両立。創意工夫した練習で秋の県大会で32年ぶりに2勝を上げて16強入り。

徳島県  生光学園高  地8強
     過去10年で2011夏の準優勝、秋季四国大会3回出場など好成績を残すも一歩のところで甲子園出場を逃す。礼儀正しさ。

愛媛高  新居浜南高  県8強
     18人の少数部員ながら一体となって創意工夫した練習を重ね、今秋県大会8強の成績。

高知高  高知追手前高 地区初
     文武両道を実践し秋季県大会で3位、四国大会でも善戦。旧制城東中時代の1947年春から甲子園出場がなく選ばれれば71年ぶり。


九州地区
福岡県  小倉高    県4強
     今秋県大会準決勝で惜敗するなど近年県上位に勝ち上がる実力があり、進学校として学業と野球を両立。

佐賀県  伊万里高   地区初
     学業と部活を両立し今秋県大会では強豪を破って135季ぶりの決勝進出と九州大会出場。ボランティアなど地域活動への参加。

長崎県  長崎工高   県8強
     資格試験の合格率が高く野球部も今秋の県大会8強進出するなど文武両道で活躍。

熊本県  熊本商高   県8強
     熊本地震による困難な環境を克服し今秋県大会8強。「日本一の商業高校」を目標に難関検定取得に励む。

大分県  大分舞鶴高  県8強
     平日2時間の限られた練習時間で効率的に「自分たちで考える野球」を目指してプレーし夏県大会4強、秋県大会8強。

宮崎県  福島高    県8強
     文武両道を実践し短い練習時間で今秋県大会18年ぶりの県大会8強。地域のつながりが強く祭りや清掃活動に参加。

鹿児島県 鹿児島情報高 県4強
     今秋県大会でベスト4まで勝ち上がった。近年は県大会で2015年夏4強、2014年夏8強など安定したチーム力を維持。
沖縄県  石川高    県4強
     在校生徒数や部員が減る中、8月の新人中央大会で優勝、秋季県大会でも準決勝まで勝ち進む。