野球小僧 season16

丸坊主にして自由な時間をなくしてまで,青春をそこに注ぐことに意味がある。

2017 外国人小反省会 中日ドラゴンズ編

先日、めでたくBクラス倶楽部入りした読売ジャイアンツのドラフト反省をしましたが、本日は中日ドラゴンズの外国人反省会を小さくしておきます。

今シーズン前の(私の)予想と裏腹に、5位に終わった我らが中日ドラゴンズ。ルーキー京田陽太選手の活躍や、岩瀬仁紀選手の950試合登板、荒木雅博選手の2000本安打達成、山本昌さんと稲村亜美さんの2ショットなどの明るい話題もありましたが、本業の野球チームとしては機能しませんでした。

来シーズンに向けてそんな中、来季の巻き返しに向けて戦力補強がこれから本格的になっていくことだと思います。ドラゴンズの補強ポイントは先発ピッチャー、キャッチャーと外野を守れる長距離砲。この3点だけはドラフトで補強できませんでしたので、FAかトレード、そして新外国人での補強となるでしょう。

今シーズンにドラゴンズでプレーした外野手は全部で6人。
バルデス 投手 23試合 6勝9敗0S0H 防御率3.76 / 4720万円 1年契約 
アラウホ 投手 6試合 1勝0敗0S1H 防御率6.48 / 8000万円 1年契約 
ロンドン 投手 4試合 0勝0敗0S0H 防御率5.79 / 5000万円 1年契約 
ジョーダン 投手 18試合 6勝4敗0S0H 防御率2.30 / 3000万円 1年契約 
ゲレーロ 内野手 130試合 打率.279 ホームラン35本 86打点 / 1億5000万円 1年契約 
ビシエド 外野手 87試合 打率.250 ホームラン18本 49打点 / 1億7000万円 2年契約の1年目

既に、バルデス選手、アラウホ選手、ロンドン選手とは来年の契約は結ばないと発表されています。ホームラン王を獲得したゲレーロ選手には是非とも残留してほしいところですが、「一番条件の良いところに行く」と明言しており、マネーゲームになれば、東京・大手町に新聞社があるチームがかっさらっていくことでしょう。ドラゴンズの提示額を大きく上回る年俸5億5000万円の3年契約を求めているというゲレーロ選手。でも、「お金じゃないのよ、野球は」ということにはならないでしょうから、移籍確実だと思うのですが、他球団の動向次第では残留もないとは言えません。高望みしすぎて、まとまらない可能性はあります。

(森監督に♡はちょっと。それに出国というよりも・・・)

次にビシエド選手。シーズン終盤にはその存在をすっかり忘れていました。今シーズンはケガもあり87試合の出場。年俸と期待の割には物足りなさすぎですが、2年契約の1年目なので残留でしょう。

アラウホ選手とロンドン選手はなんとも。一軍ではこれといった印象も成績も残せなかったので仕方がないでしょう。

ジョーダン選手。6勝4敗で防御率2.30はドラゴンズの中では立派です。年齢は今年31歳とまだまだ若く、来季も活躍が期待できそうではあるものの・・・

バルデス選手については予想外でした。今シーズンのドラゴンズはチーム防御率が4.05でリーグ5位。規定投球回をクリアしたのは大野選手とバルデス選手のみでした。ただでさえ先発陣は駒不足であり、シーズン終盤は戦列離脱したとはいえ、防御率3.76は今シーズンのドラゴンズピッチャー陣の中では二番目に良い数字でしたし、何と言っても中4日での登板のタフネスさは貴重でした。ただ、今年で40歳という年齢を考えますと、来年も同じようにフル回転できるかどうかは不安要素ですが。

最近はどうしても中小気味の外国人選手が多く、獲得時期が遅いのも原因の一つですが。そして、活躍したかと思えばマネーゲームでいなくなる。ワクワクするような外国人選手に来て欲しいものです。

で、珍しく早々と新外国人選手のニュースとして、キャッチャーの獲得を検討しているとのことです。ゲレーロ選手穴とキャッチャーの穴を同時に埋める一石二鳥の策として、メジャー経験のあるキャッチャーのスラッガーを調査中とのことです。

もちろん、国内FA宣言すれば獲得に乗り出す選手はいるようですが、不調に終わった場合に備えてのことだそうです。外国人キャッチャーと言えば、ドラゴンズファンにとっては悪夢ともいえる2000年のオーストラリア人キャッチャーのディンゴさん。外野を守り、キャッチャーとしての出場は1試合だけでした。1990年と1991年にロッテマリーンズのディアズさんが21試合でマスクをかぶったくらいです。外国人キャッチャーがいない最大の理由は、日本人ピッチャーとの言葉の壁でしょう。しかし、コミュニケーションのリスク以上にバットで活躍してくれれば良いという球団の考えのようです。

獲得候補の筆頭が、ヤンキース傘下3Aスクラントンのカイル・ヒガシオカ選手。27歳と若く日系米国人4世で強肩と捕球に定評があり、長打力も兼ね備えています。今シーズン、MLBでは18打数ノーヒットだったものの、昨年は3Aと2Aでホームラン21本を放っています。他にはマリナーズのマイク・マージャマ選手、レンジャーズのA・J・ヒメネス選手らの名前も挙がっています。

今年は9月に早々と編成部国際渉外担当の友利結さんが渡米し、外国人選手の調査を開始しています。ワクワクさせてくれる選手の獲得をお願いします。本当に。