野球小僧 season16

丸坊主にして自由な時間をなくしてまで,青春をそこに注ぐことに意味がある。

時を待つ心は、春を待つ桜の姿 / 松下幸之助

「経営の神様」と呼ばれた、日本を代表する総合家電グループ・パナソニックの創業者・実業家の松下幸之助さん。

1918年に現在のパナソニックの前身となる松下電気器具製作所を創立。大阪府大阪市福島区にあった本店と工場を構えていた場所は現在は公園になっており、「道」と題する松下さんの言葉を掲げた「創業の地」の記念碑が立っているそうです。

誰も人生はそう簡単な道のりではないと思います。「悪い時がすぎれば、良い時は必ず来る」。まさにそうですよね。

松下さんも同じ。

幼いころにお父さんが米相場で失敗。その後、お兄さんやお姉さんが相次いで病気で亡くなり、9歳で大阪へ奉公に出る。火鉢店、自転車店、電灯会社と転じて1918年に独立し、電気ソケットなどの製造販売を始める。

事業は順調になり、1922年に本店・工場を建設。翌年、電池式自転車ランプを開発したが、当時出回っていたほかの製品の品質が悪かったため、売れず、在庫を大量に抱えた。

ただ、不況になって生産を半減したものの、従業員は解雇せず、給料を全額支払うと宣言。感激した従業員は懸命に営業活動した。

戦後はGHQによって制限会社(財閥解体の対象)に指定され、松下さんなど役員の多くが戦争協力者として公職追放処分を受ける。松下さんは、「一代で築き上げたもので、買収などで大きくなったわけでもなく、財閥にも当らない」と反論。内部留保を取り崩して人員整理を極力避けたことを感謝した労働組合GHQに嘆願したため、制限会社指定を解除され1947年に社長に復帰。

何ごとをなすにも時というものがある
時、それは人間の力を超えた、目に見えない大自然の力である
いかに望もうと、春が来なければ桜は咲かぬ
いかにあせろうと、時期が来なければ事は成就(じょうじゅ)せぬ
冬が来れば春はま近い。桜は静かにその春を待つ
それはまさに、大自然の恵みを心から信じきった姿といえよう

わるい時がすぎれば、よい時は必ず来る
あせらずあわてず、静かに時の来るのを待つ
時を待つ心は、春を待つ桜の姿といえよう
だが何もせずに待つことは僥倖(ぎょうこ:偶然に得るしあわせう)を待つに等しい
静かに春を待つ姿は、一瞬の休みもなく力をたくわえている
たくわえられた力がなければ、時が来ても事は成就しないであろう

時を得ぬ人は静かに待つがよい
大自然の恵みを心から信じ、時の来るを信じて、着々とわが力をたくわえるがよい
着々とわが力をたくわえる人には、時は必ず来る。時期は必ず来る

待てといわれればなおあせるのが人情である
だが、自然の理はわがままな人情には流されない
冷たいのではない
静かに時を待つ人には、暖かい光を注ぐのである
おたがいに時を待つ心を養いたい

ただ待っているのではなく、待っている間に何をするべきか。そこで準備がすること、その姿勢が大事ということですね。

どんな小さなことでも、意味があること。日々の努力の積み重ねをおこたらないこと。

そして、何としてでもやり遂げようという思いが大事なことなのでしょうね。

本日も、拙文最後までお読みいただきありがとうございます。

皆さまにとって、今日という日が昨日よりも特別ないい日でありますようにお祈りいたしております。

また、明日、ここで、お会いしましょう。それではごめんください。