カレーパン / マキシパン
沖縄県名護市で1948年創業のマキシパン。食パンや菓子パン,バンズなどの業務用卸に加え,自社販売車でやんばる(山原)地域(沖縄本島北部。特に名護市から北の国頭村,大宜味村,東村)から宜野湾付近まで移動販売対応している。
沖縄自動車道の改修工事で大渋滞だったため,休憩に寄った伊芸サービスエリア(上り)で購入。

翌日のキャンプ観戦のおやつ。

実食。

カレーパンはどこで食べても安定しています。
1948年創業ですから,沖縄がまだ米国に統治されていた,いわゆる「アメリカ世」からの歴史。物資が乏しい戦後復興期からパンを作り続け,地域の人に親しまれ老舗のパン屋。
創業当時は電力の供給が十分でなく,夜になれば町の電気が消えてしまう環境でパン作りをしていたという。焼くのは電気オーブンではなくピザかま。安価な木炭を燃料にしていて,火起こしから炭焼きによる火力調整などは苦労があったという。
以来,店舗販売を続けていたが1991年ごろから移動販売も開始。当初はほかのパン屋から,「商売の邪魔をするな」と声をかけられるなどの反応もあったが,それでもパンを売り続けた。いまでは3台になるまで規模を拡大し,週に3回ほどやんばる地域から中部を巡回して,学校や会社などに焼きたてのパンを直接配達。
小さい子どもがいる保育園や,高齢者の多い場所では,マキシパンの移動販売車を心待ちにしている人が多く,また,やんばる地域はスーパーまで遠い地域もあり,移動の手段が限られる高齢者の自宅や近所までパンを配達するサービスは喜ばれているという。
70年以上続くのは,「仕事が趣味だから。毎日が勉強で,試行錯誤しながらやっている。いままでどおり励んでみんなから愛されるパン屋でいたい」とのこと。
安定のカレーパンの味でしたが,マキシパンの歴史と想いを知ると,唯一のカレーパンになりました。
明日もよろしくお願いします。